中国の旧正月を祝う「第十七回名古屋中国春節祭」(中日新聞社後援)が六日、名古屋・栄の久屋大通公園で始まった。中華料理を振る舞う屋台、歌や踊りのステージなどで中国文化を楽しめる。九日まで。
▲名古屋中国春節祭劉澤清委員長より開幕宣言
中国出身者らでつくる実行委員会が二〇〇七年から每年開催している。今年は二十二日が春節に当たるが、大勢の人に楽しんでもらおうと、三連休に合わせて開いた。
▲テープカット
開幕式では、大村秀章知事らが出席する中、雜伎団による中国獅子舞がお祝い気分を盛り上げた。会場には、ギョ-ザや刀削麺といった料理を販売する屋台など六十三の出店が並び、家族連れらが舌鼓を打っていた。ステ-ジでは会期中、二胡の演奏や民族舞踊などが披露される。
▲名古屋総領事館の体験ブース
▲東海テレビの報道
▲愛知テレビの中継
▲名古屋テレビの報道
実行委担当者は「中国人の交流の場というだけでなく、日本に住む人々に中国文化を知ってもらう機会になれば」と話した。
(文:「中日新聞」2023年1月7日 鈴木凛平)/撮影:柳龍旭