「四海同春」芸術団は、2016のアジア公演は名古屋が第一弾となり、名古屋では春節祭周年記念特別活動にも参加します。
春節祭は、在日華人が春節を祝うために毎年開催している文化フェスティバルで、2007年に始まった。今年は10周年を迎え、春節祭に訪れる人は10万人に達する見込みます。
中国駐名古屋総領事館の趙大為副総領事は、「『四海同春』芸術団の到来は、名古屋の春節祭を盛り上げるだけでなく、在日華僑・華人が故郷に思いを馳せ、中華文化を伝え、中日交流を促進し、華僑界の団結を強めるきっかけとなる」と語った。
芸術団の張建民団長は、「本公演の演目は中華文化の特色にあふれている。華僑の人々は民族のルーツを見つけ、故郷の懐かしさを感じることができるだろう。公演という形を通じて、日本主流社会の中華文化に対する全面的な理解と認識を高められればと思う」と語った。
「文化中国・四海同春」芸術団公演は、中国国務院僑務弁公室と中国海外交流協会が主催する「文化中国」シリーズ活動の一環として、2009年より開催されている。毎年春節の前後に華僑や華人の多く住む国や地域で行われ、海外の「春晩(春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)」とも呼ばれている。